Amazonの発送・配達が遅くなった理由・原因

 

Amazon.co.jp(アマゾン シーオー ジェーピー)は、Amazon.com(設立1994年)の日本法人アマゾンジャパン株式会社が運営している日本の通販サイト。設立は2000年11月1日。

アマゾン 倉庫by Scott Lewis www.flickr.com/photos/99781513@N04/ 

【原因1】 プライムとの差別化、プライム優先。

Amazon プライム

Amazonプライム会員とは

3,900円(税込)の年会費で、お急ぎ便やお届け日時指定便を追加料金なしで無制限に使えるほか、Kindleオーナーライブラリーを利用できる会員制プログラム。日本では2007年6月から開始された。

・お急ぎ便が無料
・お届け日時指定便が無料
・特別取扱商品の取扱手数料が無料
・家族と一緒に使い放題
・Kindleオーナーライブラリーの利用

出典 Amazon.co.jp ※2015年1月時点
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=hp_left_v4_sib?ie=UTF8&nodeId=201445010

ネット上の声

・サービスとの差別化をはかるために意図的に一日送らせたり、お急ぎ便の関係で間に合わなくなってるのかも知れんが、あくまでそれは有料オプションであって基本はしっかり守れよと

・俺もこれは思った。通常便が明らかに遅すぎる。昔良かったからサービスの質が落ちても惰性で使ってたが この前頼んだときにあまりにも遅いからいい加減愛想が尽きた。

・プライムとの差別化じゃねーの? また無料体験やってるし

・最近わざと遅くやってるよな ヤマトまで遅配する始末だし

早い時と遅い時があるとの声も

・朝11時頃までに注文したら当日届く。めちゃ早いけど。

・Amazon 速い時は速いが 遅い時は遅い

その他の声

・普通に遅くとも翌日配送だから問題ないわ。

・物流業界で働いてるけど、これ以上日本の運送会社を苦しめるのはやめてやってくれ。注文して次の日に届けるとか狂気の世界なんだぞ本当は。

・まじで宅配のドライバーさんとか倉庫の作業員達は大変だろうな 正直翌日配送とかなくていいと思う。

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【原因2】 宅配便の物量増加 + 2013年に佐川急便がアマゾンとの取引から撤退し、ヤマト運輸への負担が集中したため

2000年前後から急速に普及したネット通販により宅配便の物量は急増。国土交通省の調べでは、1998年に18億3300万個だった宅配便取り扱い個数が、2013年には36億3700万個とほぼ2倍になっている。

トラック運送業界では、過酷な荷の積み下ろしや長時間労働の常態化などドライバーへの負担が増え、他産業に比べて賃金が安いことから若い人に敬遠されて深刻な人手不足に陥っていると言われている。

佐川がアマゾンとの取引から撤退 宅配業界大揺れ (2013年)

佐川急便www.pref.miyagi.jp/soshiki/kankyo-t/sagawa.html

「宅配業者にとってアマゾンについていくのは、容易なことではない。宅配便2位の佐川急便は、今年4月にアマゾンとの取引のほとんどを返上した。数量の変動が大きく、時間指定を含めサービスの要求水準が高い一方で、対価は極めて低かったからだ。

佐川の仕事の一部は日本郵便の「ゆうパック」が引き継いだが、配送品質が心配なアマゾンはこの仕事をしばらくヤマトに任せる方針だ。急激に増えた仕事を、ヤマトは配達員の残業で何とか回している。さらに物量が増えたときの人件費増をどうすべきか、ヤマトにとっては頭の痛い問題だ。

出典 産経ニュース 2013.10.1
http://www.sankei.com/economy/news/131001/ecn1310010062-n1.html

アマゾンは当日配達地域の拡大、送料の無料化など、配送サービスの拡充を強力に進めてきた。その負担を転嫁されることに耐えられなくなった佐川は、大幅な値上げを持ちかけて決別した。SGホールディングス(佐川グループの持ち株会社)の栗和田榮一会長は「海外では、サービスをすればきちんと対価を払うのが原則。よいサービスをしても、ろくに払ってもらえないのではおかしい」と語り、採算重視路線への転換を決めた。

出典 Business Journal 2013.9.29
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2999.html

ヤマト運輸の負担増加と、佐川急便が手を引きヤマトが引き受けた理由 (2015年)

「私が取材して回ったヤマトのセールス・ドライバーからは次々と労働環境に関する悲鳴が聞こえてきた。時間指定や代引きなど顧客へのサービスが付け加わるたびに、現場の負担は増える。

業界全体の荷物量はほとんど右肩上がりで増えているのに加え、ヤマト運輸の物量は、佐川急便が2013年春、アマゾンとの取引を打ち切ってから一段と増えた。関西のセンター長・近藤光太郎(仮名)は、2013年春以降、それまでの荷物に、アマゾンの荷物が一日当たり20個増えた、という

ヤマト運輸がアマゾンの業務を引き受け、佐川急便がアマゾンを切ったのは両社のビジネスの構造上の違いが理由だ、と物流コンサルタントの刈屋大輔は説明する。「佐川の場合、住宅地に配る宅配荷物の多くは、下請けの軽四トラックに一個百数十円で委託するので、なかなか儲けが出なかったのですが、ヤマトの場合、自社のドライバーが運べば、外注費が発生しないためアマゾンの仕事を引き受けることができたんです。その分、ヤマトのドライバーの負担は重くなるのですが」

私は、ヤマト運輸で10年近くセールス・ドライバーをしている金井高志(仮名)に入社当時の仕事量を100とした場合、現在はどれぐらいかと尋ねてみると「130に増えた」との答えが返ってきた。社歴の長い前出の近藤に同じ質問をすると「150」という返答だった。他の複数の10年以上働くドライバーに訊くと、異口同音に「150」という答えが返ってきた。

出典 NEWSポストセブン 2015.3.1
http://news.biglobe.ne.jp/economy/0301/sgk_150301_3535894630.html

悲鳴を上げる宅配ドライバー (2015年)

『SAPIO』(小学館/1月号~3月号)ジャーナリスト横田増生氏のルポ

第1回(1月号)の『宅配ドライバーの1日は宅配ボックスの争奪戦で始まる』では、ヤマトの下請け業者の助手席から現場をルポ。「ヤマト運輸にとって『最大手の荷主』となったアマゾンの荷物は全体の3~4割程度」といい、再配達を減らすために、朝8時半までにマンションの宅配ボックスをどれだけ確保できるかを佐川、日本郵便と競い合う状況だという。

第3回(最終回・3月号)の『ヤマトドライバー「サービス残業」の憂うつ』では、多い時は月に90時間から100時間ぐらいサービス残業をする現実に、抑うつ状態になったドライバーを紹介している。

出典 Business Journal 2015.03.04
http://biz-journal.jp/i/2015/03/post_9132_entry.html 

-経済  -,

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